【西武】期待の若手、黒田将矢が「退治したい鬼」はすぐそばにいた 野球では連日ブルペン熱投

ブルペン投球する西武黒田（撮影・金子真仁）

西武の黒田将矢投手（21）が2日、キャンプインから2日連続でブルペン投球を行った。

1日は室内練習場のブルペンで約40球を投げ、この日も熱のこもった投球。柔軟な体をダイナミックに使ったフォームから、角度豊かな直球を投げ込んだ。

八戸工大一（青森）からプロ入りし、今年で4年目になる。今季はまずはリリーフ起用になる見込みながら、最速150キロ台中盤をたたき出すなど、同期入団の羽田慎之介投手（21）、菅井信也投手（21）とともに将来性は高い。

この日は節分。そんな黒田にとっての“退治したい鬼”は－。

「菅井信也と羽田慎之介です！」

冗談交じりに笑う。ともに昨季、プロ1勝目を挙げ、黒田としては先を越された形だ。

「あとは部屋を掃除したくない鬼が、なんかいるので…退治します」

なお通りかかった黒田から「退治したい鬼は？」と問われた菅井は「弱い心っすね」と答えた。【金子真仁】