starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【阪神】ネルソン魔球ナックル初披露 捕球成功GG賞捕手坂本「武器になる」/助っ人ブラザーズ


阪神は春季キャンプで新外国人選手の活躍を見せている。内野手ラモン・ヘルナンデスはランチ特打で7本の柵越えを記録し、そのスタイルがヤクルトのサンタナに似ているとして注目を浴びた。一方、投手のニック・ネルソンがブルペンでナックルボールなどを披露し、受け手の捕手を驚かせた。ネルソンのナックルは予測が難しく、捕球が困難なため、大きな武器になる可能性がある。キャンプ初日から存在感を示し、今後の活躍が期待されている。彼の球速や変化球も評価されており、阪神の新助っ人として貢献が期待される。

ブルペンで投球練習するニック・ネルソン(撮影・藤尾明華)

<助っ人ブラザーズ>

虎のサンタナだ!阪神新外国人のラモン・ヘルナンデス内野手(28=メキシカンリーグ)が1日、春季沖縄・宜野座キャンプで好打者ぶりを発揮した。タテジマデビューのランチ特打で7発の柵越えを披露。その打撃フォームは、ヤクルト・サンタナにそっくりのアベレージ型中距離砲だ。投げては中継ぎ期待の新外国人右腕のニック・ネルソン投手(29=フィリーズ)がブルペン入りし、魔球のナックルを披露。日刊スポーツは「助っ人ブラザーズ」と題し、球団史上最多9人の外国人選手を紹介していきます。

   ◇   ◇   ◇

新助っ人のネルソンがナックルで度肝を抜いた。初日にいきなりブルペン入り。リリーフを期待される右腕の魔球の軌道に、受けた坂本も「お~っ!」と驚嘆。最速160キロに迫る右腕が猛アピールした。

直球、スライダー、チェンジアップなど23球。その中で2球交えたのが、昨夏から本格的に投げ始めたというナックルだった。揺れ動いて軌道が読めない必殺球。何とかミットに収めた坂本がすごさを解説した。

「ナックルは危ないですね。野球的にも、捕手も危ないぐらい結構揺れている。どっちに曲がるかわからない。重力に反するというか、そのまま落ちる時もあれば、そのまま伸びてくる時もある。無回転のサッカーのシュートが一番イメージしやすい。本当に予測ができない」

ナックルは使い手が少ない。大きな武器になるが受け手にももろ刃の剣になりかねない。元ゴールデングラブ賞捕手の称賛は続いた。

「(軌道が)わかんないのが一番強いから。本当にこっち(捕手)次第。捕れる、もしくは当てて前に落とせたら十分。かなりの武器になる。他の捕手が捕れなかったらちょっとうれしいですけどね(笑い)」。 ネルソンは米国でブルペン投球を重ね、キャンプインに備えてきた。ナックルについては坂本に事前に軌道などについて説明したとし、「カーブも良かったし、チェンジアップもいいところに決まっていた。真っすぐの球の出方も良かった」とにやりだ。ブルペンの魔術師が強烈な存在感を放った。【伊東大介】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.