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【阪神】吉田義男さんと巨人戦 天覧試合、バックスクリーン3連発、最多425試合/アラカルト


阪神タイガースの藤川球児監督が、元阪神監督の吉田義男さんが遺した「打倒巨人」の志を受け継ぐことを誓った。吉田義男さんは阪神の名遊撃手であり、監督としても数々の伝説的な試合を指揮。特に1959年の天覧試合や1985年のバックスクリーン3連発は有名で、巨人に勝つことを天下を取るための絶対条件と位置づけていた。同氏は巨人戦で阪神選手最多の425試合に出場し、監督としても92勝を挙げた。藤川監督は新たな選手育成にも力を入れ、吉田イズムの継承とV奪回を目指す。

阪神吉田義男監督の年度別成績

吉田さん、必ず巨人を倒します! 藤川球児監督(44)が春季キャンプ初休日の5日、沖縄・恩納村のチーム宿舎で取材に応じ、3日に亡くなった元阪神監督の吉田義男さんイズムを継承することを誓った。昨年11月の阪神OB総会でかけられた言葉を思い返し、吉田さんが宿願としてきた打倒巨人の遺志を受け継ぐ決意を新たにした。「今牛若丸」と称された吉田さんのような名遊撃手育成にも力を入れ、V奪回を天国に届ける。

   ◇   ◇   ◇

<吉田義男さんと巨人戦>

◆天覧試合(59年6月25日)後楽園球場で行われた一戦に天皇陛下が観戦した。「一番遊撃」で先発出場し、4打数1安打1盗塁。1-2の6回には先頭で安打を放ち、一時逆転の口火となった。

◆最多出場 巨人戦には阪神選手として最多の通算425試合に出場。1539打数379安打、13本塁打、74打点、50盗塁、打率2割4分6厘だった。

◆バックスクリーン3連発(85年4月17日)監督復帰1年目の開幕4戦目、バース、掛布、岡田が3者連続本塁打を放った伝説の試合で指揮を執った。試合後には「緊迫したゲームで私も選手もいい勉強になります。辛抱する勉強をね」と開幕からの辛抱が実り、笑顔たっぷり。同年には王貞治率いる巨人に13勝12敗1分けと勝ち越して21年ぶりリーグ制覇、球団初の日本一へとつなげた。

◆天下取りの絶対条件 阪神巨人戦が2000試合に到達した21年に本紙へ特別寄稿。「打倒巨人は天下を取るための絶対条件」と、ライバルを倒すことが優勝には必須だと寄せた。監督としては巨人戦で210試合、92勝108敗10分けで勝率4割6分だった。

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