キャンプ地宮崎・日南市入りした広島新井監督が、あらためて今キャンプは「横一線の競争」と強調した。
ポジション争いに聖域はない。昨季チームでただ1人、全試合に出場した小園のポジションは昨季の三塁を基本線としながら、侍ジャパンで経験のある二塁の可能性も示唆。ベテラン菊池の定位置だが「そこらへんもキクと競争という感じになるかな。今は(レギュラーポジションを)はっきり言えない。結果を出した人、いいものを見せてくれている人から(レギュラー)になっていく」と宣言した。昨季リーグ5位の打率2割8分9厘の秋山の立場も「横一線」とした。
「変革」を掲げる中、今春キャンプには例年以上に若手が多く参加する。練習量も例年以上に増す見込みで「振って振って汗をかいていかないと覚えられない。量は増える」と、新井監督は広島伝統の猛練習復活も予告した。