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【阪神】新外国人ニック・ネルソンは魔球ナックルの使い手「僕が日本に来た理由は…」と待ち望む


阪神タイガースは新外国人投手、ジョン・デュプランティエ(前ブルワーズ所属)とニック・ネルソン(前フィリーズ所属)の入団会見を行った。デュプランティエは最速157キロの速球を持つ先発候補で、彼のクレバーさと日本の情報を活用したプレーが期待されている。一方、ネルソンは最速158キロの速球をリリーフで使用する予定で、特に不規則に揺れる魔球ナックルボールで注目される。ネルソンはナックルボールの感覚を試しつつ、日本の公式使用球での投球がフィットしていると感じており、強打者との対決を楽しみにしている。彼の目標は日本の打者を抑えることにある。

笑顔でピッチングフォームをとる阪神新外国人ニック・ネルソン(撮影・白石智彦)

阪神の新外国人ジョン・デュプランティエ投手(30=前ブルワーズ)が30日までに兵庫県西宮市の球団事務所で入団会見を行った。最速157キロを誇る先発候補。名門大出身のクレバーさも武器で日本のコアな情報をインプット。先発ローテ入りへ期待がふくらむ。また、魔球ナックルを操る中継ぎ右腕ニック・ネルソン投手(29=フィリーズ)も同時に会見した。

   ◇   ◇   ◇

最速158キロを誇るネルソンはリリーフ起用される予定だ。注目は、昨夏に本格的に投げ始めた、無回転で不規則に揺れ動く魔球ナックル。チェンジアップが得意だが、ナックルも使える手応えがある。「まずはナックルの感触がいいのか悪いのか、そこが大切。追い込んだり、2ストライクから投げるタイミングがあれば投げるかもしれない。まだ感触が完璧じゃないけど、投げながらしっくりくるかなと思います」と有効な使い方をイメージしている。

球団スタッフから日本の公式使用球を渡され、米国で投げ込んできた。「感触的に悪くなかった」と手にフィットした。ヤクルト村上、巨人岡本らの名前を聞くと「強打者と対戦できることは楽しみ。僕が日本に来た理由はこういう打者を抑えるためというのも、最終的に出てくるかな」と対戦を待ち望んだ。

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