阪神電鉄と阪神は30日、今季から兵庫日産自動車株式会社と「ファームスポンサー」及び「ゼロカーボンベースボールパークパートナー」の契約を締結したと発表した。
3月に兵庫・尼崎市で開業予定の新2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」。日産自動車のEV(電気自動車)である「日産アリア」を同球場の社用車として導入する。
また、平田勝男2軍監督(65)と糸井嘉男スペシャルアンバサダー(43=SA)がEVの環境性能やECOの特性を発信する広報活動に登場。2人が「日産アリア」に乗車しながら、それぞれの今の想いや考えを語り合うトークムービーも後日公開される。
平田監督は球団を通じて「ゼロカーボンベースボールパークの社用車になるということで、地球環境にも優しいし、今の時代に即している」とコメント。糸井SAも「野球の施設もものすごいですが、エコにも力を入れている施設なので、ぜひファンのみなさんにもお越しいただいて、SAとして僕も尼崎を盛り上げていきます」と呼びかけた。
施設内には太陽光パネルや蓄電池が設置され、省エネルギー化を徹底、エリア内で生成した再生エネルギーも活用して、二酸化炭素排出実質ゼロに向けた取り組みの1つとして運用していく。