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【阪神】158キロ右腕ネルソンは希少なナックル使い手「日本にはいい打者多い」魔球威力に注目


阪神タイガースの新外国人選手、ニック・ネルソン投手が入団会見を行い、新シーズンへの意気込みを語りました。ネルソンはこれまでにヤンキースやフィリーズでリリーフとして活躍し、今回は阪神でのリリーフ起用が予定されています。最速158キロの直球を持ち味とし、特にチェンジアップやナックルボールといった変化球が武器です。すでに日本語の基本フレーズを学び、異文化にも積極的に適応しようとしており、日本の食文化や風景にも興味を示しています。

帽子をかぶる阪神新外国人ニック・ネルソン(撮影・白石智彦)

阪神新外国人のニック・ネルソン投手(29=前フィリーズ)が30日までに、兵庫県西宮市の球団事務所で入団会見に望んだ。最速158キロ右腕はリリーフ起用される方針だ。

20年にヤンキースでメジャーデビューし、フィリーズ移籍後の22年は、主に中継ぎで47試合を投げた。

「日本にはいい打者が多いと聞いているので、スプリットやカーブが有効になるのかな。自分の数字にはこだわらず、チームの勝利に貢献できるのが一番。その結果、数字がついてくる。しいて言うなら奪三振率をちょっと上げていきたい。一番自信がある球はチェンジアップ。キレのある直球も魅力的で、スライダーも投げます」

ドジャース大谷翔平(30)とは、大谷がエンゼルス時代の22年に1度対戦し、そのチェンジアップで空振り三振に仕留めた。剛腕でありながら変化球も器用に操る。昨夏から本格的にナックルボールを使い始め、米球界で注目を高めていた。

「過去の2チームでは『ネリー』と呼ばれていたけど、呼びやすいように呼んでくれたら」と親しみやすそうな表情を見せた。すでに「クダサイ、アリガトウ、ミズ、オチャ」と、いくつかの日本語も覚えている。「文化も全然違う。桜がきれいと聞いているので、見るのが楽しみです。景色とかご飯とか、いろいろ違うものにトライしたい」と異文化になじもうという前向きな姿勢が目立った。

「タイガースはクラブハウスもすてきだし、まだしっかり球場は見ていませんが、すてきなスタジアムだと知っています。チームに合流できて幸せだし、チームメートと会うのが楽しみ。タイガースでゲームに出ることを楽しみにしています」と沖縄入りを待ち切れない様子だった。

◆ニック・ネルソン 1995年12月5日生まれ、米フロリダ州出身。ガルフ・コースト州立大から16年ドラフト全体128位でヤンキースと契約。順調に昇格を続け、20年8月1日に中継ぎでメジャーデビューし、初勝利も挙げた。ヤ軍では田中将大と同僚。22年からフィリーズでプレー。今季は4試合登板。メジャー通算74試合、5勝4敗、防御率5・20。185センチ、92キロ。右投げ右打ち。

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