楽天村林一輝内野手(27)が、恩返しのシーズンにすることを誓った。29日までに楽天モバイルパークの室内練習場で自主トレを公開。
このオフは例年通り、ソフトバンク今宮が主催する合同自主トレに参加し、10年目の今季に備えた。「自主トレを支えてくれた方々やいつも応援してくださる東北のファンの皆さまへ恩返しするために、今シーズンもより一層頑張ります」と決意を込めた。
「今宮塾」では特にバットを振り込んできたという。「しっかりいろんな話をしながら、たくさんアドバイスも聞けて、いろいろサポートしてもらって。がっつりやってきました」と感謝。師匠は遊撃への強いこだわりを口にしているが、村林も同様で「もちろんです」とぶれない。
同じ遊撃を主戦場にするドラフト1位の宗山塁内野手(21=明大)が今季入団。5球団競合の逸材がライバルになるが「プロ野球はいい選手が毎年毎年入ってくる世界」と淡々と受け止める。「誰が入ってこようと僕はそんなに意識してない。宗山くんが入ってくるのは1つの縁。けど、僕がやることは変わらない。自分のスキルアップのために練習するだけだと思います」。自分に矢印を向け、レギュラーをつかみ取る。