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【巨人】山瀬慎之助「もういただきますって感じで」田中将大“初ブルペン“の相手役務めニヤリ


巨人の捕手、山瀬慎之助(23)は、29日に行われた1軍合同自主トレで、田中将大投手(36)の宮崎での“初ブルペン”の相手を務めました。田中の31球の投球練習を受けた山瀬は、それぞれの球種が完璧に投げられていたと語りました。特にツーシームやスライダー、フォークのコントロールに感銘を受けたと言います。田中の投球について「鋭い表情で少し怖かった」と本音を漏らしつつ、練習後には投球への感想や戦術の会話も交わしました。今年、チームには甲斐拓也捕手が新たに加入し、正捕手争いが激化。山瀬は「甲斐選手との競争で成長したい」と1軍での活躍を目指す決意を示しました。

ブルペン投球を終え、巨人山瀬(右)とグラブタッチする田中将(撮影・浅見桂子)

巨人山瀬慎之助捕手(23)が、田中将大投手(36)の“初ブルペン”の相手役を務めた。

29日、1軍合同自主トレ2日目に参加した。ウオーミングアップを終えると「誰かが投げているのが見えたので走っていきました」とブルペンに直行。偶然、宮崎に入ってから初めて投球練習を行っていた田中将の相手役を務める機会に恵まれ「もういただきますって感じで」とニヤリ。変化球も交えながら31球を受け「満遍なく球種を投げていて、全部の球良かったです。ツーシームだったらインコースにちゃんと投げてましたし、スライダーは両サイドに。フォークは低めにちゃんとコントロールよく投げていたと思います」と語った。

鋭い表情でボールを投げ込む田中将に対しては「ちょっと怖かったです。シーズン始まったらどんな顔すんのかな」と本音を漏らした。それでも、投球練習が終わると2人で話し込む姿も見られ「『今日投げた球種では、僕はこの球で組み立てたいなと思いました』みたいな感想を言わせてもらって、という感じです」と、やりとりの内容を明かした。

勝負の6年目を迎える。今季から甲斐拓也捕手(32)がチームに加入し、正捕手争いはさらに激しさを増す。山瀬は「捕手として出場する機会は減るかもしれないですけど、自主トレでいろいろ話してて、甲斐さんとシーズン一緒にできたらすごい成長できるなと思うので。そのためにも1軍にいないといけないなと感じています」と決意を示した。

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