中日中田翔内野手(35)が28日、ナゴヤ球場を訪れ、打撃練習などで汗を流した。今オフ、15キロの減量を行い、体のキレを重視した打撃に挑戦中の大砲は「体重もいい感じでキープできている。状態はすごくいい」とシーズンに向けての手応えを明かした。
沖縄での自主トレを終え、名古屋に帰還した中田の体はひときわ引き締まって見えた。キャンプ合流は井上監督の新機軸でもある「S班」を選択。チームで唯一、2月6日から北谷組に合流する。この間、名古屋を拠点に打ち込みと体のメンテナンスを徹底。「自分のできることをみっちりやった上で(キャンプに)入れる。充実した時間を過ごせたらいいと思います」。与えられた時間を最大限に活用する。
減量による飛距離減などマイナス面を指摘する声には「もちろんそういう可能性もありますが、その分、キレを出すような瞬発系のトレーニングを多めにやってきた。そういうところでカバーしていければいいと思う」。効果を信じ、バットを振り続ける。