楽天の新人合同自主トレが28日、仙台市内の球団施設で最終日を迎えた。
9日から始まった練習を打ち上げ、ドラフト1位の宗山塁内野手(21=明大)は「しっかり練習できたと思いますし、強度を上げていきながらキャンプに向かってできたと思う」と振り返った。
日に日に同期の仲間との絆も深まり、みんなで1軍の戦力になりたいという思いも強くなった。「同期入団というのは、また1つ違った思いがあると思う。もちろん一緒に試合に出て、お互いが結果を意識し合うじゃないですけど、お互いに成長できるような関係が一番いいと思う。ここの選手たちと一緒に1軍でプレーできることに越したことはない」と話した。
30日に沖縄入りし、2月1日から1年目の春季キャンプが幕を開ける。「自分の持ち味をしっかり出せればいいかなと思いますし、できることしか出せないと思うので、自分のいいところを見てもらいたい」。アピールしたい部分については「走攻守すべてですけど、守備力っていうのはチャンスをつかむにあたって大事なことかなと思う」と力を込めた。