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【阪神】井上広大「牧塾」で走攻守しっかり進化「1段階、2段階上げてアピールしていければ」


阪神タイガースの外野手、井上広大選手が、大阪国税局主催のスマートフォンを利用したe-Taxによる申告体験イベントに参加し、医療費控除の申請を模擬体験しました。昨シーズンは開幕を2軍で迎えた井上選手ですが、今春の沖縄春季キャンプでは1軍枠を目指して準備を進めています。DeNAの牧選手らと行った自主トレで体の使い方を学び、特に筋肉の可動域を意識してトレーニングを積んでいるとのこと。井上選手は、「足の裏の意識を高め、体幹を活用することで、バッティングや守備でのパフォーマンスを向上させている」と語っています。彼は「走攻守をさらに向上させ、自主トレで得た成果をキャンプに活かしたい」と強い意欲を示しました。

e-TaxをPRする阪神井上(撮影・石井愛子)

阪神井上広大外野手(23)は「牧塾」で進化した走攻守でアピールする。

27日、甲子園で大阪国税局主催の「スマートフォンを利用したe-taxによる申告体験」に参加し、医療費控除の申請を模擬体験。担当者らの説明を受け、スムーズにこなした。昨季は開幕2軍スタートだったが、今春の沖縄春季キャンプでは宜野座メンバー入り。本格化する1軍枠争いへ、闘志を燃やした。

「まず2月の沖縄でやる練習、紅白戦、練習試合、オープン戦でしっかり結果を残せるように、1月にやってきたことを出したい」

今月はDeNA牧らと自主トレを行った。昨年に続き人体骨格模型で体の使い方を確認。可動域などを意識した。「どこに力を入れたらいいのか、ランニングとかから意識しつつ、バッティング、守備の体の切り返しにつなげる」。スマートフォンでの確定申告は時間と場所を選ばない。師匠に聞きたいことがある際も「いつでも連絡します」と笑った。

力を入れる際には足の裏を意識。脳神経外科医のペンフィールドが考えたホムンクルスの人形を例に学んだ。人の体のさまざまな部位に対応する脳の割合を3次元的に表現したもので、手や口が大きくなっている。「足の裏とか体幹とかは細い。そこを普段から意識して使うことによって、手が神経などが多くて器用なところなので、よりよく使える」と目を輝かせた。

春季キャンプでは「走攻守しっかりと1段階、2段階(上げて)、自主的にやってきたことを多く出してアピールしていければいい」と“申告”。体をうまく使い、ケガでの離脱は回避し結果を残す。【塚本光】

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