DeNAは27日、トレバー・バウアー投手（34）を獲得したことを発表した。
昨季はメキシコリーグでプレーしたが、2シーズンぶりのDeNAへの復帰となる。
バウアーは23年にDeNAに電撃入団。19試合に登板し、10勝4敗、防御率2・76をマークした。月間MVPを2度受賞し、オールスターにも出場。20年のサイ・ヤング投手の実力を存分に発揮した。
ファンもメディアも注目する1つが、2年前も熱望した「中3日」が実現するかである。登板後に度々、中3日での登板に備えることを真顔で答えるシーンがみられた。三浦大輔監督（51）ら首脳陣は心意気を評価しながら、総合的に判断し、最短は中4日だった。
登板間の調整について、バウアーは「シーズン中のトレーニングっていうものは、基本的に負荷を必要以上に高くするっていうようなイメージは持っていません。なぜなら、それをやりすぎてしまうことで、より回復に時間がかかり、次回の登板に影響が出てしまう可能性があると思うからです」と説明。
さらに「中4日であろうと中6日であろうと、一番の目的は回復することなので、自分自身の中では、たとえ中3日であったとしても、回復は十分にできると思っています。なので、中3日が自分はいけると思っています」と力説。細かに体の状態などのデータを取り、理論上でも可能であることを説いた姿勢は、周囲を感嘆させた。
