ソフトバンクは27日、昨年限りで現役を引退した和田毅氏(43)が球団統括本部付アドバイザーに就任すると発表した。
スカウティング活動のサポートとトレーニング部門へのアドバイスが主な業務となる。2月1日から始まる春季宮崎キャンプ第1クールに参加する予定。
和田氏は早大から02年ドラフト自由獲得枠でダイエーに入団。プロ1年目の03年には14勝5敗の成績で3年ぶりリーグVに貢献。阪神との日本シリーズでは第7戦に完投勝利し、胴上げ投手となった。11年にMLBに挑戦。16年にホークスに復帰し、日米通算165勝を挙げた。
今年1月も「和田塾」と呼ばれる長崎での自主トレを開催。阪神大竹、ロッテ小島、楽天早川、西武隅田、ソフトバンク前田純、大野らが集結した。3月15日のオープン戦・日本ハム戦(みずほペイペイドーム)で「引退試合」が予定されている。