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久保建英「群を抜いて素晴らしく、絶えず危険な存在」完敗ヘタフェ戦で地元紙は唯一高評価


レアル・ソシエダードの久保建英は、スペインリーグ第21節で古巣ヘタフェと対戦し、0-3で敗れた試合にも関わらず、地元紙によって高く評価された。久保は2試合連続で先発出場し、巧みなドリブルと正確なクロスで得点機会を多く作り出したが、チームとしては得点を奪えなかった。地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアは久保をチームのMVPに選び、他の選手に対しては低評価を与えた。久保は試合中、ひとりで6回チャンスを作り出し、トップ評価の8点を得た。他の選手は采点が低く、チームは現在リーグ9位に順位を下げている。

レアル・ソシエダード久保建英(2024年7月撮影)

<スペインリーグ:Rソシエダード0-3ヘタフェ>◇26日(日本時間27日)◇第21節◇サンセバスチャン

レアル・ソシエダードの地元紙が古巣ヘタフェ戦に先発した日本代表MF久保建英(23)を「群を抜いて素晴らしく、絶えず危険な存在だった」と称賛し、チームの中で唯一高評価した。

Rソシエダードは26日にホームで行われたスペインリーグ第21節でヘタフェと対戦した。久保は公式戦2試合連続の先発出場。ドリブルやクロスでチャンスメークし、終了間際に惜しいシュートを放って存在感を発揮するも、チームは最後までゴールを奪えずに守備が崩壊し、0-3で敗れて公式戦3連敗を喫した。

クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアは久保をヘタフェ戦のチームMVPに選出した一方、それ以外の選手全員を低評価した。そして久保について、「群を抜いて素晴らしく、絶えず危険な存在だった。斬新なアイデアと脚力を持つ唯一の選手で、プレーに入るたびに危険な雰囲気を漂わせた。ひとりでチャンスを6回作り出したが…。他の選手がゴールしないと何もできることはない」と大絶賛し、チームトップの8点(最高10点)をつけた。

久保に続き、レミーロ、アランブル、スベルディア、パチェコ、アイエン・ムニョス、オラサガスティが3点、トゥリエンテス、セルヒオ・ゴメス、ブライス・メンデスが2点、スビメンディ、オヤルサバルがチームワーストの1点。ハビ・ロペス、バレネチェア、オスカルソン、パブロ・マリンは採点なしとした。

Rソシエダードのスペインリーグ成績は21試合8勝4分け9敗の勝ち点28で9位に後退。久保の成績は21試合(先発15試合)、1395分出場、4得点0アシストとなっている。

Rソシエダードはこの後、中4日の30日にホームで行われる欧州リーグ・1次リーグ第8節で、PAOK(ギリシャ)と対戦する。

(高橋智行通信員)

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