トレバー・バウアー投手(34)の2シーズンぶりのDeNA復帰が決定的であることが26日、分かった。早ければ近日中にも正式発表される見込み。
20年のサイ・ヤング賞右腕はDV疑惑でMLBから出場停止処分を受けた後、DeNAに電撃入団。23年は19試合に登板し、10勝4敗、防御率2・76。月間MVPを2度受賞し、オールスターにも出場した。
メジャー移籍を目指し、昨季はメキシカンリーグでプレーしたが、23年のシーズンが終了した後に応じた取材で、チームを選択する上で重要視する3つの条件を挙げていた。
(1)優勝を狙える
「優勝を狙えないチームだとワクワクしないので、優勝を狙えるチームで戦いたいという強い希望があります」
(2)個人タイトルを狙わせてくれるか
「過去に狙えるだけの余力が残っていたのに、そこまで投げさせてくれなかったことがある。個人タイトルが取れれば、その分チームに貢献できたと言える」
(3)ファンが喜んでくれる選手になれる環境
「野球界はファンあってのものだと思うので、ファンが喜んでくれるようなチーム、選手になれる環境であるかどうかが重要」
自らで作成した「やりたいことリスト」とも照らし合わせながら、沢村賞もリストにあることを公言。DeNAの日本一がリストにあることも明言した。
あれから約1年3カ月、バウアーの思いにも注目が集まることになりそうだ。