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【ロッテ】「瞑想系男子を目指します」種市篤暉は心を整え最多奪三振タイトル狙う「集中できる」


ロッテの種市篤暉投手が自主トレを公開し、「瞑想系男子を目指します」と語った。彼は昨年、怪我を機に瞑想を始め、心を落ち着けて最多奪三振を狙う決意を新たにした。瞑想により、「呼吸に集中し、自分の感情に気づけるようになった」と言う。今季の目標は200奪三振を達成するために180イニング以上を投げ切り、フォークボールを改良。2月からのキャンプでは、新しいフォークを追求し、大きな落差を目指している。集中力で圧倒的なピッチングを展開し、チームに貢献したいと意気込んでいる。

自主トレを公開し笑顔で瞑想(めいそう)のポーズを取るロッテ種市(撮影・佐瀬百合子)

「瞑想(めいそう)系男子を目指します」。ロッテ種市篤暉投手(26)が26日、ZOZOマリンでの自主トレを公開。今季は心を整えて、最多奪三振タイトルを取りにいく。

昨年9月に右足内転筋の筋損傷をきっかけに瞑想を始めた。以前から興味があり、本などで基本的なやり方を取得。毎朝5~20分間、ソファに座って行う。「呼吸に集中するので自分の気持ちに気づける。サボろうとか、いらないことを考えてるときに『呼吸に戻ろう』って集中できる」。まずは1年間継続していくつもりだ。

昨季7勝の右腕が狙うタイトルは、最多奪三振。「200奪三振を取るなら何イニング投げないといけないか計算もしながら。180イニング以上を投げられるように」。そのために得意球のフォークを改良する。フォークの球速は140キロ台中盤まで出るが、「球速にこだわらず130キロ中盤で良いのでガッツリ落とせるように」と、2月からのキャンプで大きい落差の新フォークを追求する。

「当たらないボールが一番」。瞑想で鍛えた集中力で圧倒的な成績を残す。【佐瀬百合子】

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