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【阪神】森下翔太「令和のダイナマイト打線」形成へ「軸に自分が」藤村富美男氏との不思議な縁も


阪神タイガースの森下翔太外野手が「TIGERS B-LUCK DYNAMITE SERIES」の限定ユニホームを披露しました。このブラックユニホームは8年ぶりに復活し、「ダイナマイト打線」がモチーフとされています。森下は、令和時代の新たな強力打線の柱となる決意を表明し、藤川監督から4番打者の期待をかけられています。ユニホームは8月8日からのヤクルト戦と同19日からの中日戦で使用される予定です。また、森下は、元DeNA監督のラミレス氏からトレーニング指導を受け、主砲としての役割に備えています。

阪神森下はブラックダイナマイトシリーズのユニホームを披露する(撮影・上田博志)

「令和のダイナマイト打線」の柱は僕や! 阪神森下翔太外野手(24)が26日、「TIGERS B-LUCK DYNAMITE SERIES」の限定ユニホーム披露会見に出席した。「ダイナマイト打線」がモチーフの「ブラックユニホーム」が8年ぶりに復活。藤川阪神の4番候補として、歴代に負けない強力打線を作り上げる覚悟だ。ユニホームは8月8日からのヤクルト3連戦、同19日からの中日2連戦(ともに京セラドーム大阪)で着用される予定だ。

   ◇   ◇   ◇

森下の白い歯が黒基調のユニホームに映えた。今年8月、「ブラックユニホーム」が8年ぶりに復活する。歴代の「ダイナマイト打線」がモチーフとなり、金色の刺しゅうも入るレトロなデザインだ。会見ではさわやかな笑顔で着こなし、新たな強力打線の形成へ、高らかに宣言した。

「やっぱり勝っている時は打者がいい打率を残しているとき。そういう意味で打者を引っ張っていけるような打撃をしていきたい」

昨年11月のプレミア12では侍ジャパンの4番を経験。藤川監督からも「令和のダイナマイト打線」の4番筆頭候補として期待される。大山や佐藤輝ら頼れる先輩も控える打撃陣。理想とする「抜け目のない打線」へ、求められる役割はもちろん本人も把握している。

「軸となるところに自分がいて活躍できれば。決めてくれるような、打ってほしいところで打ってくれるような、期待感を持たせる打者になりたい」

初代ミスタータイガースとの不思議な縁を持つ。かつて4番として「ダイナマイト打線」をけん引した藤村富美男氏とは奇遇にも同じ誕生日。球団の永久欠番となっている10番を背負ったレジェンドについて問われると、ちゃめっ気たっぷりに「誕生日が一緒ですよね。乗っかることができるように頑張ります」と力を込めた。

今月は神奈川・横浜市内のジムも訪問。巨人などで活躍した元DeNA監督のアレックス・ラミレス氏(50)から1日限定のトレーニング指導も受けた。「クロスフィット」と呼ばれる、ランニングとトレーニングを交互に繰り返すメニューを体験。「『ここが弱いと思うので、どういうことをすればいいですか?』みたいに質問しながら」実りある時間を堪能した。

充実の自主トレ期間を過ごし、キャンプインは目前。「順調なので継続的にやりたい」。心身ともに、主砲を担う準備はできている。【波部俊之介】

◆阪神の復刻黒ユニホーム 10、11、17年に続き、今回が4度目の復活となる。10年8月25日広島戦(京セラドーム大阪)では、1リーグ時代も含め1試合球団最多となる22得点をたたき出した。なお同年は、48年に藤村富美男や別当薫らが着た、深い濃紺を地にしたデザイン。11年には交流戦の主催試合で使い、ストッキングの横線を「濃紺と灰色」から「濃紺と黄色」へ変更。17年5月23日からの甲子園での巨人3連戦では、帽子の文字を48年当時の「O」から現在の「TH」に変更。当時はなかった袖章や背ネームも加わるなど微調整してきた。

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