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【阪神】「ウル虎男」近本光司が今年も魅せる!「打てる気持ちになる」通算.342「ウル虎の夏」


阪神タイガースは恒例の「ウル虎の夏2025」で着用する限定ユニホームを発表しました。黄色を基調に、ストリート系のかっこいいデザインが特徴で、球団創設90周年を記念し「90」の隠し文字が散りばめられています。このイベントでは、入場者にも同じデザインのジャージーが配布され、甲子園が黄色一色に染まることが予想されています。選手の近本光司は、イベント時の好成績により「ウル虎男」として知られており、自身のバットでチームを盛り立てる意気込みを語っています。イベントは7月のヤクルト戦と中日戦で行われ、阪神の公式サイトでユニホームの先行販売が始まります。

ウル虎の夏2025ユニホームの帽子のデザインを披露する才木(左)と近本(撮影・上田博志)

阪神近本光司外野手(30)が今年も「ウル虎男」ぶりを発揮する。恒例の夏イベント「ウル虎の夏2025」で使用される、限定ユニホームお披露目会見に出席した。黄色が基調となった今年のデザイン。「ストリート系でかっこいいなと思います」と納得の表情を見せた。

近本自身、毎年パワーをもらっているイベントだ。入団から6年間、「ウル虎の夏」開催時の通算成績は146打数50安打。打率3割4分2厘と、抜群の成績を残し続けている。

「打っているというのを言ってくれたら、打てる気持ちになりますね」

特に自身が深く覚えているのは新人だった19年だ。「1年目の時がすごく覚えていて。広島戦でタイムリー打って盗塁したというのをすごく覚えている」。ユニホームお披露目試合として開催された4月30日からの広島3連戦で大暴れ。特に5月1日の試合では逆転決勝打に3盗塁の大活躍を見せた。

「ウル虎となれば、そういうのを思い出しますし自分にとってはすごくいい機会なのかなと思います」。夏真っただ中、前半戦最終盤に開催される同イベント。今年も自身のバットで、チームをもり立てる。

イベントでは入場者にも同デザインの限定ジャージーが配布され、甲子園は黄色一色になることが予想される。一体感を増した聖地は、相手へのプレッシャーにもつながる。「相手チームはすごく感じると思う」。迫力数倍となる甲子園の応援。今年も近本が全力で応える。【波部俊之介】

◆ウル虎の夏 阪神主催の夏場の試合で、期間限定ユニホームを着用するイベント。13年に始まった。初年度は胸に大きく「HT」マークをつけた奇抜なデザイン。また21年には虎の顔をあしらったものも使った。黄色主体のユニホームが多いが、昨年24年には緑色の地に黄色い文字というデザインが採用された。毎年ファンの意表を突く、個性的なユニホームが登場する。

○…阪神は夏の恒例イベント「ウル虎の夏2025」で着用する限定ユニホームを発表した。黄色を基調にファンの熱量、選手の情熱を掛け合わせた力強さと荒々しさを、グラフィティデザインで表現。今年は球団創設90周年で「90」の隠し文字もちりばめられている。7月11~13日ヤクルト戦、同15~17日中日戦(ともに甲子園)で着用予定。1月25日午後5時から、阪神公式オンラインショップ「T-SHOP」で先行受注販売を行う。

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