【オリックス】育成ただ１人Ａ組の小野泰己 早期の支配下復帰が目標「状態は今が一番いい」

オリックス今春キャンプに育成でただ1人、A組（1軍）に入った小野

元阪神で育成の小野泰己投手（30）が早期の支配下復帰を目標に掲げた。今春キャンプでは育成ではただ1人のA組（1軍）スタートが決定。大阪・舞洲の球団施設で汗を流し「A組に入れてうれしいですし、しっかり1カ月アピールしていきたい」と力を込めた。昨年11月から約1カ月間、オーストラリアのウインターリーグに参加。最速159キロをマークするなど計10回2／3、18奪三振3失点。8試合連続無失点と好投していた。

22年オフ、オリックスに育成選手として入団。1度は支配下登録されたが、23年オフから再び育成契約を結び、プロ9年目を迎えた。「1年1年、勝負だと思っている。でも今年は、ずっといい調子できて、手応えがある。もっとアピールしたい。状態としては今が一番いい」と話す。阪神時代の18年には7勝を挙げた剛腕が、再び2桁背番号を取り戻す。