NHKは25日、「おはよう日本」で王貞治氏(84=ソフトバンク球団会長)を特集し、同氏がドジャース大谷翔平投手(30)の存在を語った。
王氏は現役時代、今も破られていない世界最多の868本塁打を放った。「世界の王」は大谷の活躍について「世の中、スーパースターは絶対に必要なんですよ。そういう人が出てくると、ファンの人も、野球をやったことない人も熱中するわけですよね。だから、やはり僕は大谷くんが出てきたことは、本当に野球界にとってありがたいと思ってます」とたたえた。現在は野球振興活動など精力的に活動。その意図を「50年、100年先でも、やっぱり僕は野球が一番であってほしいんですよね」と語った。
母校の早実は24日、春のセンバツに関東・東京の7校目で選出され、最後の1枠に滑り込んだ。昨夏の甲子園を経験したエース中村心大投手(2年)を中心に、王氏がエースでセンバツを制した57年以来68年ぶりの優勝を狙う。