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【センバツ】日本航空石川が2年連続4度目出場「全員が同じ場所で迎えられた」青梅の生徒も応援に


日本航空石川は昨秋の北信越大会で準優勝を果たし、第97回選抜高校野球大会への出場が決まりました。昨年の能登半島地震で全員で喜びを分かち合えなかった反省を生かし、今年は部員全員が一緒にその瞬間を迎えました。主将の及川蓮志投手は、クラスメートと離れて生活しつつも、皆の気持ちはひとつであると語ります。昨年は負けてしまった地元での試合に対して、今年はエースの蜂谷逞生投手がチームを引っ張る決意を新たにしています。青梅キャンパスの生徒も応援に駆けつける予定です。

構内の格納庫でガッツポーズする日本航空石川ナイン(撮影・山崎健太)

<第97回選抜高校野球:選考委員会>◇24日

昨秋の北信越大会準優勝の日本航空石川が部員全員で喜びを分かち合った。2年連続4度目の吉報に主将の及川蓮志投手(2年)は「今年は全員が同じ場所で出場決定の瞬間を迎えられたことが一番うれしいです」と笑顔を見せた。昨年元日に発生した能登半島沖地震の影響で、昨年のセンバツ出場決定の瞬間は全員で喜びを分かち合うことができなかった。今年は部員63人全員で顔をほころばせた。

被災直後は系列校の日本航空(山梨)に生活拠点を移し、その後4月から野球部のみ被災した能登キャンパスに戻ったが、地震の影響から、その他の生徒は東京・青梅キャンパスで学校生活を送っている。クラスメートと離れ離れの生活に主将は「離れていても気持ちはつながっている」と力を込める。この日はリモートをつないで青梅の生徒から大きな拍手をもらった。 前回大会は常総学院(茨城)に惜敗し地元へ勝利を届けることができなかった。最速145キロのエース右腕、蜂谷逞生(たくま)投手(2年)は「自分が引っ張る気持ちで」と意気込む。今年は青梅キャンパスの生徒も応援に駆けつける予定。苦難を乗り越え、野球部員、全校生徒で聖地に乗り込む。【山崎健太】

◆日本航空石川 昨秋石川大会3位で北信越大会出場し準優勝。昨年元日の能登半島地震で被災した輪島市に学校がある。2003年4月に日本航空二として開校の私立校。パイロットや航空整備士の養成を目的に設立された。09年4月から現校名。生徒数は554人(女子187人)。野球部創部は03年で、部員数は63人。甲子園は春が4度目(20年は新型コロナの影響で中止)、夏3度。最高成績は18年春の8強。主な卒業生はロッテ角中勝也、オリックス内藤鵬、ラグビー日本代表のシオサイア・フィフィタ、藤原忍ら。所在地は輪島市三井町洲衛9の27の7

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