阪神森木大智投手(21)が異競技トレで復活への手応えをつかんだ。昨年12月から1月にかけて、2年連続でオリックス吉田輝星らと鹿児島・鹿屋体育大で合同自主トレ。この日は帰阪後初めて鳴尾浜を訪れ「自分のフォームの再現性が高まるように意識してやってきた。今はいい方向に行ってるなと思います」と上々の感触を明かした。
体幹や体の連動性を強化するため、取り入れたのは野球以外の競技。「体操、水泳ですね。野球につながる動きをイメージしながらやりました」。鉄棒やマット運動、バック転などを行い、体を思い通りに動かす感覚を身につけた。
昨年11月に育成契約を結び、春季キャンプは具志川組からスタートする。「紅白戦から勝負できるようにと思っている。やるしかないなと思っています」。支配下復帰を期し、アピールの沖縄に向かう。