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【日本ハム】柳川大晟「めっちゃいい」捕手座らせ約40球「制球安定」フォーム微修正に手応え 


日本ハムの柳川大晟投手(21)が今季の先発挑戦を見据え、千葉・鎌ケ谷の室内練習場でブルペンセッションを行い、満足げな表情を見せました。柳川選手は約40球を投げ、最速148キロの直球をはじめ、カットボールやツーシームも試しました。特に、ツーシームの握りを変えつつも、腕の振りは直球と同じで、カットボールは真っすぐを投げる感覚で操れるようになったと語ります。オフシーズンには、投球フォームを微修正し、体重移動のスムーズさと制球の安定性を向上させました。キャンプインまで一週間と迫った現在、柳川投手は充実したオフを経て名護での初の1軍スタートに自信を見せています。

千葉・鎌ケ谷の球団施設でブルペン入りした日本ハム柳川(撮影・木下大輔)

今季は先発に挑戦する日本ハム柳川大晟投手(21)が満面の笑みで言った。「めっちゃいいです」。24日、千葉・鎌ケ谷の室内練習場でブルペン入り。捕手を座らせて約40球を投げた。直球の最速は「148(キロ)です」。手応え十分の力強いボールを、次々と捕手のミットへ突き刺した。

カットボールや新たに挑戦中のツーシームも「良かったですね」と感触は上々だ。両球種とも腕の振りは直球と同じ。ツーシームは握りが違うが、カットボールは「真っすぐと一緒。感覚的な感じなんですけど、カットと思って真っすぐを投げたら曲がるみたいな」と脳内イメージでボールを操る離れ業を会得した。

今オフは地道に投球フォームを微修正した。踏み出す左足がインステップする悪癖を直すため、マウンド上で真っすぐ踏み出す動作を反復練習した。体重移動がスムーズになったことで「制球も安定してきた」と、支配下昇格からクローザーも務めるなど飛躍した昨季からレベルアップの予感が漂う。初の1軍スタートが決まっているキャンプインまで、あと1週間。充実したオフを過ごしてきた4年目右腕が自信を持って名護へ向かう。【木下大輔】

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