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【阪神】大山悠輔「肉体面も技術面もメンタル面も。やっぱり全部」自主トレのテーマ/一問一答


阪神タイガースの大山悠輔内野手が、甲子園の室内練習場で自主トレを公開し、今季に向けた決意を語った。大山選手は今季5年契約の1年目に入り、藤川監督の「5番構想」に対し、打順にはこだわらずチームのために尽力する意向を示した。オフシーズンにはFA権を行使せずに残留を決断しており、変わらぬ目標として「勝つこと」を掲げている。キャンプに向けて、藤川新監督との連携を深めるとともに、全ての面での強化を図る姿勢を示した。また、状況に応じて自身の役割を柔軟に対応し、多角的な視野を持つことの重要性についても触れた。

自主トレを公開した大山(撮影・加藤哉)

ただ、勝ちたいだけ-。阪神大山悠輔内野手(30)が24日、甲子園の室内練習場で自主トレを公開した。オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使して残留し、今季は5年契約の1年目。昨秋に就任した藤川監督が「5番構想」を明かす中、「打順にこだわりはない」と泰然自若でフォアザチームに徹する覚悟だ。

   ◇   ◇   ◇

-キャンプイン間近。強化したいポイントは

「全部です」

-FA残留して迎える1年。心境の変化は

「それはないです。毎年しっかり勝負と思って入っていますし、何があろうと勝つという目標に変わりはないので」

-藤川新監督について

「キャンプの間にしっかり監督のことも理解しながら、その中で自分がどういう風にしていけば自分だけではなくチームが良くなるのか、しっかり考えながら準備したいと思います」

-去年の反省点も含めて自主トレを続ける

「肉体面も技術面もメンタル面も。やっぱり全部だと思っていますし、そこはもう野球を辞めるまで変わることがない永遠のテーマなので。キャンプ中、シーズンを通して見つかる課題も絶対にある。自分の中で引き出しをつくりながらやっていきたい」

-打線の中での役割はどう考えているか

「状況に応じて自分のやるべきことは変わってくる。『こうしたい』じゃなくて、その時にしっかり考えてやっていく必要がある。視野を広くというか、何が起きるか分からないので、その時にパッと答えを出せるようにしておきたい」

-私生活でもヒントを探している

「ささいなことでも、もしかしたら自分にとってすごく大きなことかもしれない。そういった意味でも視野を広げていきたいなと、ここ数年思ってきました」

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