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【阪神】大山悠輔は5番構想に一貫「打順にこだわりない」約2カ月ぶり肉声でV奪回へ決意表明


阪神タイガースの内野手、大山悠輔選手(30)が甲子園の室内練習場で自主トレーニングを公開し、自身の心構えを明らかにしました。大山選手はオフに国内フリーエージェント権を行使したが、阪神に残留し、5年契約の1年目を迎えます。藤川監督は彼を5番打者として構想しているが、大山選手自身は打順にこだわらず、チームの勝利を最優先に考えると述べています。個人的な目標について問われると、即座に「チームの勝利です」と応じ、役割を問わず全力を尽くす姿勢を示しました。大山選手は、野球以外のスポーツや日常生活からも学びを得ることを重視しており、広い視野での成長を追求しています。藤川監督も大山選手への信頼を表明しており、彼の存在がチームの中核となることが期待されています。

自主トレを公開しティー打撃を行う大山(撮影・加藤哉)

ただ、勝ちたいだけ-。阪神大山悠輔内野手(30)が24日、甲子園の室内練習場で自主トレを公開した。オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使して残留し、今季は5年契約の1年目。昨秋に就任した藤川監督が「5番構想」を明かす中、「打順にこだわりはない」と泰然自若でフォアザチームに徹する覚悟だ。

   ◇   ◇   ◇

大山は最後まで打順の話題に興味を示さなかった。1月上旬、藤川監督が「5番大山構想」を明かしていた。テレビ会見の終盤、新しい打順について問われた。「そこは僕が決めることじゃないので。チームが勝つためにどうしたらいいか。そこは今年だけでなく、ずっと言っているつもり」。背筋をピンと伸ばしたまま、変わらぬスタンスを明確にした。

公の場での肉声は残留会見に臨んだ11月29日以来、約2カ月ぶり。12分間で計23個もの質問が飛んだ。中でも昨季まで主戦場だった4番からの“配置転換”に対する注目度は高かったが「毎年ずっと言っていることですけど、僕は打順にこだわりはない」と強調。「監督やコーチの方々が『どうしたらチームが勝てるか』を考えて打順であったり作戦を毎日考えてくれる。そこで出た答えの中でしっかりやるだけ」。ジッと真正面を見つめた目線は最後まで動かなかった。

個人的な数字の目標を問われると、即答で「チームが勝つことです」と切り返した。昨季終了後に国内FA権を行使。巨人から6年契約を提示されながら残留した。「もう1度優勝、日本一を達成したいと思って残留を決めた」。勝つための最善策になるのであれば、今季も役割は選ばない。

オフは小野寺と自主トレを継続。心技体すべてで向上を図った。「他の競技を見て『これを取り入れてみよう』ということも多々ある。私生活でもどの部分にヒントが転がっているか分からない」。一打者、一野球人として少しでも引き出しを増やすため、広い視野で日々を過ごしている。

藤川監督も「コアは大山です」と信頼を置く主砲。チームの浮沈を背負う責任感は人一倍強い。「もちろん、打たないと勝てないので。監督に言われたからやるのではなく、自分でしっかり覚悟を持ってやらないといけない」。2年ぶりの頂点へ、身を粉にして先導する。【佐井陽介】

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