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【阪神】坂本誠志郎、岡留英貴が難病の子と家族を慰問「小さいけど、できることがある」


阪神タイガースの坂本誠志郎選手と岡留英貴選手が「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を訪問し、病気の子どもや家族を支援しました。この訪問は、日本プロ野球選手会が主催するチャリティ活動の一環で、坂本ら40人の選手が総額1164万2000円を寄付しました。選手たちは、入院中の子どもたちと写真を撮ったりサインを書いたりして、励ましを送りました。また、「第2の家」をコンセプトに、難病の子どもとその家族が滞在できるこの施設を見学し、スタッフや入所者と交流しました。

「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を訪問する阪神坂本(左)と阪神岡留(撮影・上山淳一)

阪神坂本誠志郎捕手(31)と岡留英貴投手(25)が23日、神戸市の「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を訪問した。

一般社団法人日本プロ野球選手会が19年から、病気の子どもとその家族を支援する「公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」を支援協力。12球団の選手から坂本ら40人が参加し、昨年末には総額1164万2000円を寄付していた。各ハウスの訪問は支援活動の一貫だ。

2人は隣接する病棟を回り、小児がんの子どもら約30人と写真撮影したり、サインを書いたりした。激励も受けた。その後、ハウスに移り、家族が宿泊する部屋などを見学した。ボランティアスタッフや、病気が回復して退所した野球少年や大学生と、間近でコミュニケーションをとった。

坂本は「僕なんかでいいのかと思っていたけど、喜んでもらえた。小さいことではあるけど、できることはあるんだなと思いました。僕らが感じるしんどいことは大したことではない。野球で頑張って『あの時のお兄ちゃん頑張ってるな』と思ってもらえたらうれしいです」と感想を語った。

昨年初めて寄付に参加した岡留も「ここに初めて来ることができて、もっと人に夢や希望を与えられる選手になりたいと強く思いました」と引き締めた。

同ハウスは「わが家のようにくつろげる第2の家」をコンセプトとして、難病の子どもだけでなくその家族も滞在できる施設。家族の経済的、精神的な負担を少しでも軽減している。ハウスの建設から維持運営まですべて寄付や募金で支えられている。病院と連携して利用家族をサポートしている。

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