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来日中のベッツ、3月の日本開幕戦で珍目標掲げる「翔平、ヨシ、朗希から学びたい」


ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツ外野手が日本を訪れ、東京ドームでのカブスとのシリーズに向けて三つの目標を掲げました。その目標とは「1本塁打を打つ」「試合に勝つ」、そして「おいしいラーメンを食べる」でした。彼は初来日以来、日本の文化や食に深く魅了され、特にラーメンがお気に入りになったと語っています。また、ベッツは日本のトップ選手から学ぶことにも意欲的で、特に大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希からは多くを吸収したいと話しました。野球教室では子供たちに指導し、健康とフィジカルトレーニングの重要性を説きました。彼にとって野球は世界中の人々を結びつけるスポーツであり、その楽しさを子供たちにも共有したいと願った場面もありました。

野球体験をする児童を指導するベッツ(撮影・滝沢徹郎)

来日しているドジャースのムーキー・ベッツ外野手(32)が、カブスとの開幕シリーズ(3月18、19日東京ドーム)に向け、3つの目標を掲げた。22日、大田区の松仙小でMLBの野球教室「PLAY BALL」に参加。カブス戦では「(1)1本塁打を打つ(2)2試合に勝つ」とした後に「おいしいラーメンを食べる」と珍目標を続けて、大いに会場を沸かせた。

19日に初来日し、日本の文化を堪能している。「文化、フードが好き。3月に戻ることが待ち切れない。すし、和牛を食べた。ラーメンを食べたことはなかったが、お気に入りになった」。今やすっかり日本の国民食となったラーメンに魅了されたと明かした。また「今年の最後までに(大谷)翔平、ヨシ(山本由伸)、(佐々木)朗希から学びたい」と日本語を覚えると誓った。

野球教室では手本を見せて、住宅街の小学校を盛り上げた。「子供たちが同じことを将来、正確にできるように」と期待しながら、ティー打撃や守備を披露した。「小柄(ベッツは175センチ)でも、どうしたら体が強くなるか」と質問を受けた。「いいものを食べる。休息を取る。睡眠を取る。ジムに行く。翔平やアーロン・ジャッジのように大きくないので、その分、トレーニングをしっかりする」と答えた。

子供のころ、憧れていた選手は「デレク・ジーター。1番だし、キャプテンだったので」。イチロー氏(マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)と同じく米野球殿堂入りに、わずか1票差で満票を逃したスーパースターを挙げた。子供と楽しい時間を過ごし「野球はワールドワイドでみんなでやる競技。やってなかったら、翔平、ヨシ、朗希とも出会ってなかった。ずっとポジティブでいてほしい」と願っていた。【斎藤直樹】

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