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【西武】広池浩司球団本部長「今年は投手力がそろっている」理路整然と目標の日本一説明


西武ライオンズは、2023年の大敗を受け、新体制で日本一を目指す方針を発表しました。新たに鳥越裕介1軍ヘッドコーチを迎え、選手たちと共に「守りの野球」で挑戦するとのことです。広池浩司球団本部長は、日本一を目指す目標を明言し、投手力を軸に短期決戦での優位性を強調しました。西口監督は、新たなコーチ陣がライオンズに新風を吹き込むことを期待しつつ、苦境を共に乗り越える姿勢を示しました。

スタッフ会議を終え会見する西武西口監督(左)。右は鳥越1軍ヘッドコーチ(撮影・金子真仁)

西武は19日、都内でスタッフ会議を行った。

会議後には広池浩司球団本部長(51)と西口文也監督(52)ら1~3軍の監督、コーチ合計24人が出席しての“出陣会見”が行われた。

昨季は借金42という歴史的大敗を喫した。鳥越裕介1軍ヘッドコーチ(53)らを外部招聘(しょうへい)しての新体制。この日は全員が濃紺のスーツをまとい、決意を新たにした。

1月1日付で就任した広池本部長は「チームの目標ですが、ここは当然、日本一です」と言い切った。

道筋もたて、そこに沿った戦いを目指す。理路整然と説明した。

「開幕から西口監督が掲げる守りの野球をしっかりやって、しぶとく接戦をものにして、Aクラス入りでCSに進むことによって、私たちに日本一の可能性が出てくると思っています。なぜなら私たちの今年のチームは投手力がそろっています。過去の歴史を見ても、短期決戦では相手を圧倒するスーパーエースの存在や、勝ち試合を確実にものにするリリーフ陣の存在が非常に効いてくると思います。今年は先発でいうと今井、高橋光成、隅田、そして武内。リリーフでは平良といった力のある選手がそろっています。私たちがCSに進むことができれば、おそらく他の球団からすれば嫌な存在になると思います」

この道筋を推進していくのが首脳陣になる。西口監督は「新しいコーチには今までにない新しい風をライオンズに吹き込んでもらって、今までの雰囲気と違うものを出していければ。皆さまには期待すると同時に、本当に大変な時に来てもらったと思ってるので、苦労するかもわかりませんけども、一緒に頑張っていきたいなっていう風に考えてます」とチームスローガン「ALL ONE」を行間に込めた。

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