22年に西武でプレーしたブライアン・オグレディ外野手(32)が20日(日本時間21日)までにポッドキャスト番組「Justin Ayers Baseball」に出演。ロッテからポスティングシステムでドジャースと契約した佐々木朗希投手(23)との対戦を振り返り、ドジャース山本由伸投手、メッツ千賀滉大投手と比較しても「ロウキとの対戦が一番タフだった」と明かした。
オグレディは佐々木について「素晴らしい投手であるということに疑問の余地はない。速球は速いし、とてつもないスプリットを持っている。最初の対戦で、100マイルの直球を待っていたら2球続けてスプリットでストライクを取られてびっくりしたよ」と初対戦を振り返り「彼とは千葉(マリンスタジアム)でしか対戦してないけど、あそこはバックスクリーンが灰色がかっていて、ボールを見るのにいつも苦労していた。それが彼の投球と組み合わされるととてもタフ。あそこは海に面しているから寒くて風も吹いているし、いつも雨が降っているような気がして、いずれにせよ打つのが大変な場所だけどね」と話した。
オグレディは22年に来日し、123試合で打率2割1分3厘、15本塁打、46打点、OPS.695をマーク。「向こうでは山本、千賀とも対戦した。同じリーグだったからね。佐々木もそうだった。MLBでの山本や千賀の活躍を見ればわかるように、みんな本当にいい投手」とした上で「だが、個人的にはロウキが一番タフな相手だった」と、3人の中でも佐々木との対戦に最も苦労したと話した。なお、オグレディの各投手との対戦成績は山本が16打数3安打7三振、千賀が9打数1安打6三振で、佐々木とは6打数0安打5三振だった。