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【広島】遠藤淳志「見返す1年にしたい」マエケンの教え胸に2年連続1桁登板の停滞感打破へ


広島の投手・遠藤淳志(25歳)は、阪神の前田健太と合同トレーニングを行い、今シーズンの課題である「低めの真っすぐの切れ味を取り戻す」を目指して調整中です。前田からは右足の使い方や体重移動に関する貴重な助言を受け、自己修正に役立てています。昨シーズンは白星がなく、中継ぎ登板が3試合のみで、期待を裏切った感がありましたが、引き続きマエケン流を取り入れて1軍入りを狙っています。以前の2019年には34試合に登板、2020年には先発で自己最多5勝を記録した経験もあり、再び高い身体能力を発揮して結果を残す決意を固めています。

広島・遠藤淳志(2023年9月28日撮影)

広島遠藤淳志投手(25)が20日、マエケンとの合同トレで得た好感覚を持ってキャンプへ向けた調整を続けている。

今月16日まで森下とともに沖縄でのタイガース前田との合同トレに参加していた。

昨季ゼロ勝に終わった右腕は低めの真っすぐの切れ味を取り戻す課題を持っていた中、偶然にも同じテーマに取り組んでいた前田から多くの助言をもらうことができた。「立ったときに右足で踏んで立つイメージを教えてもらって、そこから反動で前にいく体重移動の仕方を感覚でつかめた部分があった。自分の中でしっかり理解しながら体をしっかり扱えるようにできたので、迷いなく課題に向き合ってできたかなと思います」。沖縄でも4度ほどブルペン入りするなど積極的に投げてきた。

昨季はいずれも中継ぎでの3試合登板に終わった。22年4月6日阪神戦の新井体制初勝利から白星を得られてない。「周りの方に数字だけ見たら“もう終わってしまってしまうのかな”と。期待もあまりないと思うので、それをしっかり見返すつもり。見返す1年にしたいなと思います」。入団2年目の19年には34試合に登板し、翌20年には先発で自己最多5勝を挙げた。身体能力は高く、球団の期待も高かった。昨季まで2年続けて1桁登板と停滞気味のシーズンを打破すべく、マエケン流を取り入れ、1軍枠を狙っていく。

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