中日は20日、2月1日からの沖縄キャンプの1、2軍振り分けを発表した。ドラフト1位金丸夢斗投手(21=関大)は、昨年痛めた腰のケアもあり2軍発進が正式決定。「けが明けなので、自分の将来、先は長い。焦ることなく、体づくりを中心とした2軍スタートは自分に合っているなと思う。キャンプでしっかりとレベルアップできるようにやっていきたい」と、前を向いた。
読谷キャンプは同じ左腕で50歳まで現役を続けた球団OB山本昌氏(野球評論家)も調整。当時は宿舎から読谷球場までの道のりを歩いて通ったという。「散歩は好きなので」。キャンプ休日を利用しての往復約4キロのマサ・ロードを踏みしめるつもりだ。
山本氏は現役通算29年で219勝をマーク。数々のタイトルを積み上げた。「プロ野球の世界でたくさん経験されている方でもあり、学ぶこともたくさんあると思う。そこは積極的に取り入れたい」。プロ初キャンプでレジェンドの足跡を踏みしめ、開幕1軍入り、新人王獲得へ歩みを進める。