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【新潟】今季初実戦はJ3金沢に0―1もFW起用の落合陸が存在感「今年は2桁を狙う」


アルビレックス新潟は宮崎キャンプ6日目にて、J3ツエーゲン金沢との練習試合で0-1の敗戦を喫しました。試合は30分×3の形式で行われ、試合内で唯一の得点は1本目の6分で右クロスからのものでした。新加入のMF落合陸は、ゴール前でのプレースメントを工夫しつつ惜しいシュートを放つなど存在感を示しましたが得点には至らず。「ゴール前への入り方は工夫している」と述べつつも悔しい結果となりました。試合後、新加入監督の樹森大介の下で居残り練習を行い「今年はワンタッチゴールを増やしてプレーの幅を広げ、2桁ゴールを狙いたい」と抱負を語りました。クラブはこの敗戦を悲観せず、さらなる連携向上を目指しています。

前線からプレスをかける落合(左)(撮影・小林忠)

宮崎キャンプ6日目のアルビレックス新潟は18日、J3ツエーゲン金沢と今季初の練習試合(30分×3)を西都市の清水台総合公園多目的広場で行い、0-1で敗れた。1本目の6分、右クロスから失点。攻撃も無得点に終わったものの、J1柏レイソルから完全移籍で今季加入したMF落合陸(25)が惜しいシュートを放つなど、存在感は示した。

2トップの一角で先発した落合は1、2本目とクロスに飛び込んでヘディングシュートを狙ったが、ともにゴールバーに嫌われ、移籍後初得点とはならなかった。「ゴール前への入り方は工夫している。フリーになれたので決めたかった」と悔しがったが、オフェンス以外でも前線からの激しいプレスでボールを追い回すなど、特長をチームメートに発信した。「チームが始動して、まだ日が浅い。もっと連係は良くなる」。カテゴリーが下の相手とはいえ、この日の敗戦を悲観することはなかった。

昨季は柏からJ2水戸ホーリーホックに期限付き移籍し、主にトップ下で31試合に出場して5得点をマークした。居残り練習では、同じ水戸でコーチとして攻撃面を担当していた樹森大介新監督(47)の指導の下、シュートを打ち続けた。「今年はワンタッチゴールを増やしたい。そうすれば得意のミドルも生きる。プレーの幅を広げて2桁を狙いたい」と意気込む。

宮崎キャンプは1週目が終了。オフ明けの20日からは、より戦術の落とし込みが始まる。「キモさん(樹森監督)の狙いを理解し、全員でコミュニケーションを積み重ねて、いいサッカーにしていきたい」。初陣で出た課題、収穫を生かして前に進む。【小林忠】

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