ヤクルト高津臣吾監督(56)が殿堂入りしたイチロー氏(51)への思いを語った。
自身も22年に殿堂入りした高津監督は「少し年は離れていますけど。リーグも違いましたけど、同じ時代にプレーできたことはすごく光栄に思います」と話した。
96年球宴では松井秀喜氏の代打として投手イチローと対戦した。広島工時代は控え投手兼一塁手だった指揮官。松井秀喜氏の代打で登場し、カウント2-2から遊ゴロだった。野球ファンの記憶に残る平成の球宴史を作った。球宴で打者イチローとは3度対戦し、3打数1安打だった。
95年日本シリーズ第3戦では遊邪飛に抑えた。メジャーでもホワイトソックス時代の04年に1度対戦し、中飛に封じていた。高津監督は「日本シリーズも、オールスターのあれも、米国でも。たくさん対戦したわけではないですけど、すべて記憶に残る対戦でした」と懐かしんだ。