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【日本ハム】栗山英樹CBO、選手に物事を伝える極意「俺も立ったらイスちゃんと入れるから…」


日本ハムの栗山英樹CBOは自身の著書「栗山英樹の思考」「監督の財産」の出版を記念したトーク&サイン会で、指導者としての哲学を語った。栗山氏は教育者としての重要性を、「子供たちには良い大人に早く出会うべき」と述べ、自身の行動を通じて選手とコミュニケーションを図る姿勢を強調した。選手への具体的なアプローチとしては、生活の細部にわたる心掛けがプレーに影響することを説明し、自らも規律ある行動を示すことで、選手に良いお手本を示そうとしていたことを明かした。栗山氏は、指導者としての行動が選手に大きな影響を与えることの重要性を訴えた。

「栗山英樹の思考」「監督の財産」出版記念トーク&サイン会に出席した日本ハム栗山英樹CBO(撮影・黒須亮)

日本ハム栗山英樹CBO(63)が15日、都内で自身の著作「栗山英樹の思考」「監督の財産」出版記念トーク&サイン会に出席し、指導者としてのモットーを語った。

会場に詰めかけたファン約50人から質問を募集。「教育者として大事にしていることは?」という問いに「なるべく早い段階で子供たちにはきちんとした、本当にいい大人が会わなければいけない。要するに、子供たち、その人を見てそのまま体に入ってしまうので、きちんとした大人にたくさん会わせてあげなきゃいけない」と話した。

続けて「自分の姿そのものが相手に伝わるという風に思っていたので、ああしよう、こうしようっていうことよりも、自分が実践していくことだけを意識していました」と、自身の行動を通して選手とコミュニケーションを取っていたと明かした。

さらに、監督時に自らの振る舞いで選手へ訴えたエピソードも公開。「すごくうまいのに、次のプレーにふっと(目が)行きすぎてゲッツーの時にミスするんです。うまいからこそ起きるミスみたいのがあるんですけど、それって何が原因なのかっていうと、『最後まできっちりやろうよ』っていう部分がなかなかうまくいかない。であるならば、『玄関に上がる時にいつも靴をそろえてますか?』『立ち上がった時にイスをきちんと机の中に入れてますか?』。要するに生活の中の、最後の『。』ということ。その選手には言いました、『俺も今日から立ったらイスちゃんと入れるから、お前も入れろ』って」と語った。

最後に「何を伝えたいのかっていうのは、指導者と教育者っていうのは、その姿を見せるっていうのは結構大事なことかなっていう風に僕は思っていた。なるべくそういうことは努力したいかなという風に思います」と、ファンからの質問の回答を締めくくった。

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