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【阪神】石井大智が元プロキックボクサーとミット打ち、投げる感覚と「似ていた」動きとは


阪神の石井大智投手が、兵庫県西宮市の「ファイヤーファイターズジム」でキックボクシングを取り入れた自主トレを公開した。元プロキックボクサーの金谷英樹トレーナーの指導の下、ミット打ちを実施し、投球とパンチング感覚の共通性を感じ取り、野球に役立つと話した。石井は昨シーズン最多56試合登板、防御率1.48の好成績を記録。今年のオフシーズンを活用し、筋肥大や最大筋量の向上に努め、25年シーズンも新監督の下で活躍を目指す。トレーニングと家族との時間を楽しむ石井は、充実したオフを過ごしている。

自主トレを公開し金谷トレーナー(右)とミット打ちを行う石井(撮影・加藤哉)

阪神石井大智投手(27)が15日、兵庫・西宮市のキックボクシングジム「ファイヤーファイターズジム」で自主トレを公開した。

同ジム代表で元プロキックボクサーの金谷英樹トレーナー(38)が指導。約1時間、同トレーナーのミットに打ち込んだ。

疲労困憊(こんぱい)の様子ながらも「今のオフシーズンにしかできない特別なことかな」と語った。

昨年11月の高知・安芸での秋季キャンプ終了後から、キックボクシングジムでのトレーニングを取り入れた。理由は「自分の中で投げる感覚がパンチをする感じや肩甲骨を出していく感じにすごく似ていた。今回キックはしなかったですけど、足も使いますし、すごく野球に役立つと思った」と明かした。

昨年は自己最多の56試合に登板し、防御率1・48と躍動した。今年の王座奪回を目指し「オフシーズンはすごく短いので、その期間で筋肥大していくとか、最大筋量を上げていくとかは自分の中ではマスト。25年シーズンもしっかり新監督の力になれるように頑張っていきたい」と力を込めた。

昨年9月に第1子が生まれてから初のオフシーズン。「トレーニングが終わってから夕方ごろ帰って、奥さんと息子と3人で過ごす時間はすごく幸せに感じる」と笑顔を見せた。

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