【楽天】人的補償で加入の小森航大郎、戸田球場で“古巣”に挨拶 内川聖一氏から粋なプレゼント

ヤクルトから楽天への移籍が決まりあいさつに訪れた小森（撮影・上田悠太）

ヤクルトにFA加入した茂木の人的補償で楽天に移籍が決まった小森航大郎内野手（21）が15日、埼玉・戸田球場にあいさつに訪れた。

昨季はイースタン・リーグで24盗塁をマークし、盗塁王に輝いた。スーツ姿で“古巣”の仲間にあいさつして回った小森は「最初はびっくりしましたけど、どこに行ってもやることは変わらない。チャンスではあると思う」と心中を語った。

前日14日まで宮崎・都城市内で内川聖一氏に師事し、自主トレを行った。通算2186安打の大打者からバットをプレゼントされた。同氏が22年に練習、試合で使っていた1本で、不思議と折れなかった。「これを持っていれば、心も折れないはずだから持っていけ」と授けられた。「これを見て心を落ち着かせていきたい」と大切なお守りとした。

新天地で持ち味を生かし、存在感を示していく。小森は「野球をやっている以上はレギュラーを目指してやりたい。まずは足からチャンスをもらって、レギュラー争いにどんどん入っていけるような選手になれるように」と話した。