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【DeNA】「去年と同じじゃダメ!」三浦監督、キャンプは「守備力強化」テーマに常勝軍団へ


DeNA三浦大輔監督は、2月1日から始まる春季キャンプのテーマとして「ディフェンス強化」を掲げた。昨季のリーグ戦ではチーム防御率がリーグワースト2位、失策数が12球団ワーストだったが、ポストシーズンでは無失策で勝利を収めたため、守備力の向上が重点とされている。また、昨年の春季キャンプで行った走塁の改善が成功したことを背景に、守備面でもさらなる向上を図る姿勢だ。三浦監督は、守備から攻撃へのリズムを作り、シーズンの戦い方を見据えた準備を進めている。

スタッフミーティングを終え取材対応するDeNA三浦監督(撮影・野上伸悟)

DeNA三浦大輔監督(51)が14日、スタッフミーティングに出席し、春季キャンプのテーマに「ディフェンス強化」を掲げた。2月1日から始まる春季キャンプへ「守備力というところ。守り切れたからこそより打線が生きたポストシーズンでしたから。リーグでもそういう戦い方をするための準備です」と掲げた。

どこからでも長打が放てる、強力打線がチームの持ち味だが、昨季のリーグ戦ではチーム防御率がリーグワースト2位の3・07、12球団ワーストの96失策と守備面の課題が露呈した。それでもCSでは5試合連続無失策とロースコアゲームでも勝ちきるまでに成長。「ああいう戦いができたのは事実。リーグ優勝はもっと長丁場でしんどいですから」と方針を定めた。

昨年の春季キャンプでは走塁改革を掲げて、ベースランニングから盗塁、走塁練習に多くの時間を割いた。意識改革も行い、アナリストに楽天から佐竹学氏も招聘(しょうへい)。23年は12球団最少33盗塁だったが、昨季はリーグ最多69盗塁と激増した。「考え方もそうですし、去年と同じじゃダメ。どんどんプラスアルファを多く積み上げていかないといけない」と指揮官。守りからリズムを作って、持ち味の攻撃へ。キャンプからシーズンの戦いを見据えて準備を進める。

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