ジャージー、セント・ヘリア--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --規制されたデジタル資産サービスのプロバイダーおよびカストディアンであり、野村グループのレーザー・デジタルによって支援されているKomainuは、Blockstream Capital Partners(Blockstream)からの戦略的投資として7500万ドルを調達したことを発表しました。尚この取引は、関連する規制当局の承認を条件としています。資金調達が完了したことにより、Komainuは国際的な戦略的成長計画を加速させるとともに、Blockstream Corporation Inc(Blockstream Corp)が開発した最先端技術を採用・統合することで、担保管理やトークン化における効率性の最大化と顧客サービスの向上を図ることが可能となります。
今回の資金調達取引はビットコインで資金提供されると同時に、適切なヘッジとリスク管理が行われている点において革新的なものとなっています。また、KomainuはBlockstreamから提供されたビットコインを管理するため、自社のビットコイントレジャリーを設立しました。
Blockstream CorpのLiquid Networkにより、Komainuはオフエクスチェンジでのマージンおよび決済ソリューション「Komainu Connect」の処理時間を数時間から数分に劇的に短縮させ、その過程において業界をリードする立場を確立します。また、Blockstream CorpのAMP技術により、Komainuはトークン化に対応する規制された資産のサポートを自動化し、トラストレス取引ソリューションの開発を可能にします。Komainuは、Blockstream Corpが開発したエンタープライズHSMウォレットを含む他の技術やサービスも統合し、機関投資家向けに銀行レベルの幅広いデジタル資産サービスを提供する予定です。
KomainuとBlockstreamの戦略的パートナーシップを強化するため、アダム・バック氏、ピーターポール・パルディ氏、ニコラス・ブランド氏がKomainuの取締役会に加わります。
Blockstream Corpの最高経営責任者(CEO)であるアダム・バック氏は次のようにコメントしています。「KomainuがBlockstreamのさまざまな技術を採用し、機関投資家向けサービスを強化することを大変嬉しく思います。このことは、ビットコイン関連技術およびアプリケーションの基本的な信頼性を証明するものであり、これらが初めて機関投資の分野に進出したことを示す重要な出来事です。私は、機関投資コミュニティがLightning NetworkやLiquid Networkの持つ力を認識し始める中で、こうしたユースケースが今後増えていくと確信しています。」
Komainuの共同CEOであり、取締役会にも加わるポール・フロスト=スミスは次のように述べています。「Komainuでは、安全でコンプライアンスに準拠した革新的なデジタル資産サービスを提供することで、デジタル資産エコシステムを強化することを使命としています。このBlockstreamとのパートナーシップは、私たちが提供できるサービスを変革し、さまざまな面で顧客体験を向上させるでしょう。デジタル資産エコシステムの先駆者であるBlockstreamのような技術パートナーと緊密に連携できることは、私たちがビットコインおよび機関投資市場向けのデジタル資産サービスにおける信頼されるプロバイダーを目指し、機関投資家の採用をさらに促進するという、決意の証となっています。」
Blockstream Corpの取締役であるピーターポール・パルディ氏は次のようにコメントしています。「野村のレーザー・デジタルが支援を提供するKomainuとのこのパートナーシップは、銀行が設立し規制された金融サービス企業によるビットコイン関連技術の採用における画期的な瞬間です。この出来事は、需要が新たな高みに達する中で、ビットコインの機関投資向けユースケースとなっています。KomainuがBlockstreamの技術を採用することを決定したことを大変喜ばしく思っており、今後数か月で当社の技術が機関投資家コミュニティでさらに広く活用されることを期待しています。」
Komainuの共同CEO兼最高技術責任者(CTO)であるロバート・ジョンソンは次のように述べました。「Blockstreamの技術を統合することで、私たちの基盤となるコア技術スタックが大幅に強化され、多様化します。Komainuでは、クライアントに幅広い技術オプションを提供することを信条としており、Blockstreamとのパートナーシップにより、さまざまなサービスにおける効率性を最大化し、レイテンシーを低減することが可能になります。」
Komainuについて
ジャージーに本社を置くKomainuは、規制されたデジタル資産のカストディアンおよびサービス・プロバイダーであり、ロンドン、ドバイ、シンガポールにオフィスを展開しています。同社は、機関投資家によって機関投資家のために設立された企業であり、マルチアセット対応、銀行レベルのガバナンス、複数の法域にまたがる規制監督を提供すると共に、伝統的な金融サービスの専門知識と最先端のセキュリティ基準を組み合わせ、次世代の機関向けデジタル資産の保管、サービス、金融ソリューションを実現します。また、機関投資家がデジタル資産エコシステムにアクセスするためのエンタープライズ・ゲートウェイも提供しています。
Komainu (Jersey) Limitedは、ジャージー金融サービス委員会の規制を受けています。
Komainu MEA FZEは、ドバイ仮想資産規制当局の規制を受けています。
Komainu (UK) Limitedは、英国金融行為規制機構に登録されています。
Komainu Europe S.r.l.は、イタリアでOAMに登録されています。
詳細については、https://www.komainu.comをご覧ください。
Blockstream Corpについて
Blockstream Corpの使命は、未来の金融インフラを構築することです。同社は、最も堅牢で安全なブロックチェーンであるビットコインを基盤とした暗号金融インフラを構築しています。また、最先端の暗号技術とセキュリティ・エンジニアリングを活用し、信頼への依存を減らすことで、金融市場をより効率的にする技術の開発も行なっています。長期的な視点で堅牢かつスケーラブルなソリューションを提供するため、Blockstream Corpは研究開発に多大な投資を行い、ビットコインのエコシステムとプロトコルを強化しています。
詳細については、https://www.blockstream.comをご覧ください。
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