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【巨人】「現状維持は退化だと思う」戸郷翔征が母校で自主トレ公開 26年WBC出場にも意欲


巨人の戸郷翔征投手(24歳)は、母校である聖心ウルスラ学園で自主トレを公開しました。約1時間半にわたって体を動かし、3年連続で12勝を達成している右腕は「現状維持は退化だと思うので、進化を求めて頑張りたい」と語りました。昨シーズンの開幕投手をはじめ、リーグ優勝を経験し、多くの挑戦を振り返る中で「今季は自分に期待している」と次シーズンへの意気込みを見せました。また、プレミア12での悔しい結果を糧に、2026年のWBCへの強い意欲を示しました。国際試合での経験をふまえ、選ばれることを目指していると話しています。

ウオーミングアップをする巨人戸郷(撮影・水谷京裕)

巨人戸郷翔征投手(24)が13日、宮崎・延岡市の母校・聖心ウルスラ学園で自主トレを公開した。ノックやキャッチボールなどで約1時間半、体を動かした。3年連続で12勝を挙げている右腕は「本当に現状維持は退化って言われるぐらいだと思うので、何か進化を求めながらやっていきたいなと思ってます」と言葉に力を込めた。

昨季は自身初の開幕投手を務め、リーグ優勝も経験。「開幕投手から始まって、いろんな挑戦をした年でした。今までにないことを経験したりとか疲労感だったり、本当にいろんなことが起きた1年だった」と振り返った。その上で「この時期にしては、すごく状態もいい。個人的には今年自分に期待したい年になるかなと思います」と次なるシーズンを見据えた。

悔しさを糧にする。戸郷は、昨年11月に行われた第3回プレミア12に出場。台湾との決勝の先発マウンドに上がったが、5回7安打4失点で降板した。チームも敗れて優勝を逃し「今思い返してもすごい悔しい」と唇をかんだ。だからこそ、26年3月に開催予定のWBCへの思いは人一倍強い。「来年春先にWBCがあるので。日の丸の重さを昨年も感じられましたし、あそこ(国際試合)でやれる喜びも感じたので、選ばれるように頑張りたい」と意欲を示した。

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