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【YS横浜】小島秀仁が現役引退 宇佐美、宮市らのプラチナ世代「かけがえのない時間でした」


YSCC横浜のMF小島秀仁(32)が現役引退を発表。小島は群馬・前橋育英高から浦和レッズに入団し、その後、徳島ヴォルティス、愛媛FC、ジェフユナイテッド市原・千葉でキャリアを積み、最後はJ3のYSCC横浜に所属していました。プロ生活14年で夢は叶わなかったものの、多くの経験を積んだことが彼にとって貴重であったと語っています。特に浦和レッズでの「夢への最初のチャンス」、徳島ヴォルティスでの「難しさ」、愛媛FCでの「幸せ」、千葉での「責任」、YSCC横浜での「現実」としてそれぞれのクラブの意味を感じたと述べています。彼はファンやサポーターへの感謝を表明し、今後はサポーターとしてクラブを応援していくとコメントしました。

MF小島秀仁(2019年3月撮影)

J3からJFLに降格したYSCC横浜は12日、MF小島秀仁(32)が現役引退することを発表した。

群馬・前橋育英高時代から注目された司令塔。宇佐美貴史、宮市亮ら優れた選手が多かった1992年組の「プラチナ世代」の1人として、11年に浦和レッズに入団した。なかなか出場機会に恵まれず、徳島へのレンタル移籍を挟んで愛媛へ完全移籍。18年から千葉でプレーし、23年からJ3のYS横浜に所属していた。

小島はクラブを通じて次の通りコメントしている。

    ◇   ◇

今シーズンをもって、現役を引退することを決意しました。

私のサッカー選手としての大きな夢は達成できませんでした。

ただ14年間プロサッカー選手としてプレーできた時間は、自分にとってかけがえのない時間でした。

この14年間関わったたくさんの方々、そして所属した5チームは一生忘れることのない、そしてこれからはサポーターとして応援していくクラブです。

”夢”への最初のチャンスをくれた日本一のクラブ『浦和レッドダイヤモンズ』

”難しさ”を実感させてもらったクラブ『徳島ヴォルティス』

”幸せ”を再確認させてもらったクラブ『愛媛FC』

”責任”を一番感じたクラブ『ジェフユナイテッド市原・千葉』

”現実”を見せられたクラブ『Y.S.C.C.横浜』

そして5チームで出会ったファン、サポーターの方々

時に厳しい声でぶつかり、苦しい時には支えてくれ、勝利の喜びを一緒に感じ、思い出を一緒に作り感じられたことは、僕の宝物です。

サポーターからの言葉で何度も救われました。本当に感謝しています。

ありがとうございました。

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