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【阪神】中野拓夢が岡崎市で野球教室 プロ入り志望のきっかけとなった楽天コーチとは


阪神の中野拓夢選手が、彼の古巣である愛知県岡崎市で野球教室を開催しました。同市は彼に市民栄誉賞を授与しており、約30人の小学生とキャッチボールや打撃練習を行いました。悪天候にも関わらず、子どもたちは熱心にプロ選手である中野の指導を受けました。中野は子どもたちの野球への情熱に触れ、自らも楽しむことの大切さを改めて感じたと言います。質問コーナーでは、米を食べる重要性やプロを目指すきっかけとして、高校時代の先輩への憧れを語りました。

野球教室で子どもたちに守備を教える阪神中野(撮影・塚本光)

阪神中野拓夢内野手(28)が12日、三菱自動車岡崎時代にプレーした愛知・岡崎市民球場で野球教室を行った。

開始前には雪も降っており、イベント中はみぞれや雨も降っていた寒空の下、23年には同市の市民栄誉賞も受賞している虎戦士が、岡崎市や幸田町を拠点とする少年野球チームに所属する小学生約30人との交流を楽しんだ。

キャッチボール、守備練習や打撃練習などを指導。子どもたちはWBCにも出場した経験がある選手の言葉へ熱心に耳を傾けた。

中野は「子供たちのパワフルさというか、必死に野球を楽しんでるっていう姿を見て、自分自身も楽しみながらやらなきゃいけないと思った。いい元気をいただいたので、自分の活力にして、頑張りたい」と笑顔で語った。

質問コーナーでは米を食べることの重要性などを伝えた。プロ入りまで野球を続けられたきっかけを問われると、難しそうな表情ながらも「高校の時に1つ上にプロ野球選手になった先輩がいて、その先輩にすごくあこがれていたので、その先輩のようになりたいと強く思った」と回答。日大山形時代に二遊間を組んだ、巨人とヤクルトに在籍した楽天の奥村展征2軍内野守備走塁コーチ(29)への思いを明かした。

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