阪神の新マスコットが12日、メインの持ち場となる兵庫県尼崎市の2軍新本拠地「ゼロカーボンベースボールパーク」で入団会見を行った。
名前は「コラッキー」と明かされた。
トラッキー、ラッキー、キー太に次いで14年ぶりに加入した第4のマスコットで、トラッキーの弟。ラッキーの弟であるキー太とは幼なじみの間柄。ちなみにトラッキーとラッキーは紆余(うよ)曲折をへて、今は友だちだ。
球団史上最多になったマスコット勢は団結力も強く、球団内で少しずつ「力」を持ち始めているようだ。
これまでマスコットに関わる歌は「Let's go! トラッキー」しかなく、トラッキー&ラッキーしか歌詞に登場しなかった。この現状にキー太やコラッキーは満足していなかった。全員からの要望として「4人一緒にファンと歌って踊れる歌がほしい」と強くリクエスト。あわてて球団も動き始めたという。
急速に存在感を高めてきたマスコット軍団。入団会見で不自然な一幕があった。司会からコラッキーの契約内容について質問が飛んだ際、同席していた兄トラッキーが明らかに狼狽(ろうばい)した様子で制止。契約の件には触れるなといった様子だった。