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【日本ハム】FA加入の福谷浩司、栗山CBOの起用法への言葉を「意図的に言わなかった」と推察


福谷浩司投手が中日から国内FAで日本ハムに移籍し、現在その役割が未定であることを明かしました。福谷は先発とリリーフのどちらでもプレーする意欲を示しており、チームの状況次第で役割が決まることを理解しています。栗山CBOからも具体的な役割は示されていませんが、福谷はチームでの貢献を最優先に考えており、「先発でもリリーフでもバッターを圧倒し、勝利に貢献する」と決意を述べています。また、新庄監督も福谷の起用についてはコミュニケーションを通じて検討していく意向を示しました。

日本ハムに移籍し栗山CBO(左)と意気込む福谷(2025年1月6日撮影)

中日から国内FAで日本ハムへ移籍した福谷浩司投手(34)が、12日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。未定とされている自身の起用方について言及した。

慶大から12年ドラフト1位で中日へ入団した右腕は、プロ2年目の14年には中継ぎで72試合に登板。19年から先発転向を目指し、昨季は8試合中4試合で先発登板した。

福谷は「先発をするのか、リリーフをするのか僕も気になっています。ただこれはチーム状況が変わることも踏まえると、現時点で決まらないのは当然」とし、契約の際にも栗山英樹CBO(63)からも「今のところは決まっていない」と伝えられたと明かした。

だが慶大理工学部卒の秀才は「僕から見るとですけど」と、栗山CBOの言葉の意図を推察。「栗山さんたちの中では、これから『福谷を先発かリリーフか決めていこう』というよりかは、もう『福谷はこの役割でプレーしてもらおう』みたいな気持ちがあり、それを意図的に言わなかったというぐらいの感覚を受けました」と語った。

福谷自身は起用方について希望は「全くございません」としている。「先発でもリリーフでも、自分が取り組むことに大きく違いがあるわけでもないので、今のところそこは気にせず。あくまで自分がファイターズでプレーする中で、自分がバッターを圧倒する場面を増やして、チームの勝利、優勝に貢献していく」と、新天地での活躍を誓った。

新庄剛志監督(52)は福谷について8日に「ほんとに見てみて、先発いけそうだとか、中(中継ぎ)だとか抑えとかいうのは、ちょっと見て、話し合いながら決めていきたいと思います。性格っていうのは会って、いろんなコミュニケーションをしてから。福谷君とはいろいろ会話をしながら探っていきたい」と話している。

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