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【市場反応】米12月コアCPI予想外に鈍化、利下げ観測再燃でドル続落


2023年12月の米国消費者物価指数(CPI)が発表され、結果は市場予想通りの前月比+0.4%、前年比+2.9%に達したが、インフレ指標として注視されているコア指数は予想外に前月比+0.2%、前年比+3.2%と鈍化した。これは、連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを再検討する可能性を高め、米国債の価格を押し上げる一方、ドルの価値は下落させた。この結果、ドル・円は157円09銭から156円25銭まで下落し、ユーロ・ドルおよびポンド・ドルはそれぞれ上昇。さらに、同時に発表された1月のNY連銀製造業景気指数も予想を大きく下回り、-12.6と7月以来の最低水準に落ち込んだ。このような経済指標の動きはFRBの金融政策に影響を与える可能性がある。

*23:07JST 【市場反応】米12月コアCPI予想外に鈍化、利下げ観測再燃でドル続落 米労働省が発表した12月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.4%となった。伸びは予想通り、11月+0.3%から拡大し3月来で最大となった。前年比では+2.9%と、11月+2.7%から伸びが拡大し7月来で最高となった。一方で連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している変動の激しい食品やエネルギーを除いたコア指数は前月比+0.2%と予想外に11月+0.3%から、また、前年比でも+3.2%と11月+3.3%から鈍化し、それぞれ7月来で最低、8月来で最低となった。

同時刻に発表された米1月NY連銀製造業景気指数―12.6と、10月来のマイナスに落ち込み7月来で最低となった。

インフレ鈍化の進展で、米国債相場は上昇。10年債利回りは10ベーシスポイント近く低下し4.7%割れ。ドル売りも加速し、ドル・円は157円09銭から156円25銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.0300ドルから1.0350ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.2220ドルから1.2301ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・12月消費者物価指数:前年比+2.9%(予想:+2.9%、11月:+2.7%)
・米・12月消費者物価コア指数:前年比+3.2%(予想:+3.3%、11月:+3.3%)
・米・12月消費者物価指数:前月比+0.4%(予想:+0.4%、11月:+0.3%)
・米・12月消費者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、11月:+0.3%)
・米・1月NY連銀製造業景気指数:―12.6(予想:3.0、12月:+2.1%←0.2)

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