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【日本ハム】新庄監督、敬遠サヨナラ打は計算 野村監督の最終判断は「あの目立ちたがり屋が…」


日本ハムの新庄剛志監督が、フジテレビの番組に出演し、1999年の巨人戦での伝説的な敬遠打について語った。試合に先立ち、調子の良さを買われて敬遠された経験から、バッティング練習であえて敬遠球を打つ練習を行っていたことを明かした。この準備の結果、試合中に巨人の槙原寛己投手からの敬遠球を左前にサヨナラ打として放った。新庄監督は当時の柏原純一打撃コーチと打って良いかのサインを事前に設定し、野村克也監督に許可を得て果敢に挑戦したと振り返る。この計画的な準備こそが成功の要因だったと強調した。

日本ハム新庄監督(2025年1月8日撮影)

日本ハム新庄剛志監督(52)が10日、フジテレビ「酒のツマミになる話」に出演し、阪神時代の伝説のシーンを説明した。

新庄監督は99年6月12日の巨人戦、4-4の延長12回1死一、三塁で巨人槙原寛己の敬遠球に飛びつき、左前にサヨナラ打を放った。当時を振り返り「あの試合の3試合前かな、僕めちゃくちゃ調子良くて敬遠されて。『あ、このボール打てるな』と。その次の日の打撃練習でバッティングピッチャーに『すいません、キャッチャー立ってもらえますか』って投げてもらって。5分間くらい(敬遠球を)打つ練習をしてた」と、準備を進めていたことを明かした。

その後、新庄監督は柏原純一打撃コーチと敬遠球を打って良いかを確認するサインを設定した。伝説の場面では、同コーチが野村克也監督に確認。すると野村監督が「あの目立ちたがり屋が、好きにせえ」と答え、名シーンが生まれた。新庄監督は「あれも計算。練習をしていないと打てないです」と語った。

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