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【楽天】ドラ5吉納翼「40歳で本塁打王」鳥谷敬氏の「40歳でショートのスタメン」発言に刺激


楽天のドラフト5位に選ばれた吉納翼外野手が、新人合同自主トレでプロ野球選手としての第一歩を踏み出した。大学リーグで強打者として注目されていた彼は、プロでもホームランにこだわることを表明。一日先輩の鳥谷敬氏から「短期から長期まで目標を設定すること」の重要性を学び、自身の大きな目標として40歳で本塁打王を目指すことを明かした。彼は球団最年長本塁打王記録を持つ山崎武司を超える覚悟を示し、同期の宗山塁内野手らと切磋琢磨しながら、将来的にはチームを牽引する選手になることを目指している。

ティー打撃で汗を流す楽天ドラフト5位・吉納(撮影・山田愛斗)

「40歳で本塁打王」の夢をぶち上げた。楽天ドラフト5位の吉納翼外野手(22=早大)が11日、新人合同自主トレに参加。

東京6大学リーグで通算13本塁打の長距離砲は「やっぱりバッティングを売りにしたいですし、ホームランは一番打撃の魅力」とプロでも1発にこだわる姿勢を示した。

偉大な先輩の言葉が心に響いた。前日10日に東京で行われた新人研修会では、阪神、ロッテで活躍した早大OBの鳥谷敬氏(43=日刊スポーツ評論家)が講師役を務めた。40歳までプレーし、通算2099安打を放ったレジェンドからは短期、中期、長期と目標を設定する重要性を学んだ。

新たな夢もできた。「鳥谷さんは『40歳でショートのスタメンで』とおっしゃってたんですけど、自分は何かと考えたときに同じ40歳で本塁打王を取れるような選手になりたい」。38歳の球団最年長本塁打王記録を持つ山崎武司氏を超えてみせる。

ドラフト1位の宗山塁内野手(21=明大)らと切磋琢磨(せっさたくま)する。「宗山含めて同期のみんなに負けずに来年、それから何年後かには球団を引っ張るような選手になれればいい」と大きな野望を掲げた。【山田愛斗】

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