ロッテの新人合同自主トレが11日、ZOZOマリンで初日を迎えた。
午前9時30分から全9選手が参加。ドラフト1位の西川史礁外野手（21＝青学大）はランニングメニューで率先して声を出すなど、軽快に体を動かした。
昨年9月に骨折した右手人さし指の影響でキャッチボールは昨年12月20日に再開したばかりでこの日もネットスローからのスタート。「担当スカウトの方にいろいろ教えていただいて、焦らず、一歩一歩やっています。今は塁間の距離をまずは100％で投げきるというのをやっているので、それは問題なくクリアできている。ここからどんどん距離を伸ばしていってキャンプにいい形で臨めれば」と2月1日のキャンプインには問題なく間に合う予定だ。
高校では内野、大学では外野手を経験。吉井監督は「長打力とスピードもあるって聞いているので、センターラインのどこか守ってくれたら」と話す。監督の期待に、ドラ1ルーキーも「与えられたところで、そこを全うするだけだと思うので、内野も外野もできるようにしっかりと準備していきたい」と力を込めた。
1年目の目標は新人王を掲げた。「本塁打を2桁打つというのが、今の自分の立てている目標であって、その中でコンスタントにヒットも打てる、そういう打者になりたい」と意気込んだ。
