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【C大阪】田中駿汰、パパス新監督の印象に言及「ミシャさんとかぶる攻撃的スタイル」「哲学」 


セレッソ大阪は、新監督アーサー・パパスの下で新たなシーズンをスタートし、タイでの1次合宿に移動しました。元日本代表の田中駿汰は、新監督のサッカー哲学に強い信念があると述べ、攻撃的なスタイルを期待しています。田中は札幌時代のペトロビッチ監督と重ねながら、チームの一体感を求めました。チームは大幅にメンバーを変更し、監督やスタッフも入れ替わりました。田中は新しいチームでの役割を模索しつつ、試合での存在感を高めたいと意気込んでいます。

9日の練習後、取材に応じるC大阪田中

セレッソ大阪は11日、恒例となった1次合宿地のタイに移動した。

今季はクラブ史上初となるオーストラリア人、アーサー・パパス監督(44)が就任し、9日に始動した。

北海道コンサドーレ札幌から移籍2年目、元日本代表MF田中駿汰(27)が新監督の印象を語った。

「すごい哲学(の持ち主)というか、やりたいサッカーが明確にある、絶対にぶれなさそうな人。ミーティングで、やろうとしているサッカーを聞かせてもらった。そこには強い信念があった」

横浜F・マリノス時代の19年には、ポステコグルー監督の下でコーチとしてリーグ優勝を経験。翌20年にヘッドコーチに昇格した。自分たちで主導権を握る、アタッキングフットボールが身上だ。

始動を前にした全体ミーティングでは、指揮官は「ボールを自分たちでキープし、失った場合はすぐに奪い返す。奪い返すまでの時間も短くする。それがアグレッシブなサッカーになる」と訓示した。

指揮官の第一印象を、田中は「僕としては、ミシャさんとかぶる」という。大体大から20年に札幌入りした田中は23年まで4年間、愛称「ミシャ」で親しまれたミハイロ・ペトロビッチ監督(24年限りで退任)から指導を受けた。

「ミシャさんとかぶるような攻撃的にボールを保持するところが、懐かしさも感じつつ、自分としてはやりがいのあるサッカーだなという印象。戦術を落とし込む中で、自分たちも理解しながらやっていかないといけない。監督も言っていたが、チームで戦うということ。ばらばらにならずにやっていきたい」

昨季までの小菊昭雄監督(今季J2鳥栖監督)を筆頭に、スタッフもほぼ総入れ替え。選手も35歳のMF清武や21得点のFWレオ・セアラらが退団し、メンバーも大きく変わった。

「こんなにガラッと変わったのは初めて(の経験)。昨年とはまったく違うチームになる。その中で自分は、90分を通して、もっと存在感を出していきたい。数字の部分はもちろん大事だが、それ以外のチームを助けられるような、勝敗に直接かかわらなくても、要所のプレーで勝利に貢献できるようになりたい」

移籍1年目の昨季は、累積警告による出場停止が1試合あっただけで、37試合(3得点)に先発。基本は希望していた守備的MFで出場したが、最終盤はセンターバックも兼務した。新監督になって求められるポジションは、現時点では不透明だ。

「もちろん、監督が求めるサッカー、ポジションでやるのが選手の役目。言われたポジションで、チームのためにやれればいい」

オフはお預けとなっていた新婚旅行でモルディブへ出かけ、母校の履正社高(大阪・豊中市)で初蹴りにも参加。約4週間のオフを有意義に過ごした。

「オフもそこまで長くなかったので、体力が落ちていない。J1開幕(2月14日ガンバ大阪戦)も早いし、自分としてはいい方向に進むと思う」

今季は大体大の後輩、FW古山(ふるやま)兼悟(22)も新加入。背番号10を担う田中が、これまでの実績や経験、実力の上でもパパスC大阪の看板にならないといけない。

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