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【C大阪】17歳高校生GKイシボウ拳がタイ合宿に初抜てき プロ契約確実視の194センチ逸材


セレッソ大阪は11日、タイで開催される1次キャンプに出発。17歳のGKイシボウ拳選手が高校生として初めてトップチームの合宿メンバーに選ばれた。大阪府生まれで、194cmの高さと82kgの体格を持つ彼は、ユースチームでの経験や大会での活躍が評価され、将来的なプロ契約も視野に入れられている。また、3年ぶりに復帰したFW中島元彦選手は体調不良で出発に遅れるも、タイ合宿には途中参加する予定。彼はセレッソの期待を寄せられるエース候補である。セレッソ大阪は次に宮崎市内での合宿を経て、J1リーグ開幕を迎える。

タイ合宿に抜てきされたC大阪イシボウ拳(25年1月9日撮影)

セレッソ大阪は11日午前、関西空港発の航空機で1次キャンプ地のタイへと出発した。4月から高校3年に進級するユース(U-18)所属の高校生、GKイシボウ拳(けん、17)が合宿メンバーに抜てきされた。

大阪府生まれのイシボウは、まだ17歳ながら194センチ、82キロと恵まれた体格を武器に、ユースでは高校1年から主力になり、大阪府選抜で鹿児島国体準優勝に輝いた。2年になった昨年は、J1リーグで出場機会はなかったものの2種登録されていた。

今季始動日になった9日もトップチームのメンバーに入り、トップのキャンプ参加は初めてというタイへ同行した。クラブの今季テーマは若手育成を掲げており、いずれプロ契約は確実とみられる。

一方で期限付き移籍していたJ2ベガルタ仙台から約3年ぶりに復帰したFW中島元彦(25)は、9日の初練習に続き、体調不良のためにこの日の出発に間に合わなかった。19日に終了のタイ合宿には途中で合流の見込みだが、出遅れが心配される。

C大阪下部組織出身の中島は、今季がプロ8年目。昨季は仙台をJ1昇格プレーオフで決勝進出に導くなど、リーグ戦で初の年間2桁となる13得点を記録し、J2優秀選手賞を受賞している。得点力不足のC大阪では最も期待される日本選手であり、J2大分に完全移籍したMF清武の背番号13を引き継いだエース候補になる。

C大阪は2次キャンプを22日から2月2日まで宮崎市内で予定し、その後は帰阪して同14日のJ1開幕ガンバ大阪戦(パナスタ)に向かう。

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